YouTuberを育成している専門学校・養成スクール
YouTubeや動画編集を始めようと思っても、何から手を付けたら良いのかわからないという方も多いことでしょう。
YouTubeや動画編集について全く知識がなくても、YouTuberを目指せる専門の学校があります。
以下にYouTuberを育成している専門校を3つご紹介します。
本記事は声優養成所へ行こう編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。
代々木アニメーション学院 YouTube科
代々木アニメーション学院といえば、アニメやマンガ、e-ssportsや声優など、エンタメ業界で活躍する人材を育成してきた専門学校です。
その代々木アニメーション学院では、2020年4月からYouTube科を新設しています。
代々木アニメーション学院の特徴は全国に校舎を構えていることです。
YouTube科に関しては東京、池袋、大阪、名古屋と、4校にて学ぶことができます。
代々木アニメーション学院は多くの声優やタレントを養成してきた学校なので、タレント性を磨いたり、表現方法を基礎からしっかりと学べるところが大きな強みといえます。
YouTubeの企画や構成、編集などの映像を作りこむ技術はもちろんですが、見ている人を引き込む表現力を同時に学ぶことができます。
YouTubeは視聴回数が増えていくことで仕事になるため、映像の技術以上にキャラクターやタレント性が求められる世界でもあります。
代々木アニメーション学院のYouTube科は、動画編集の技術を学びながら、個性やタレント性を育成する専門学校といえるでしょう。
YouTuber / V-Tuber / 映像クリエイター / 映像プロデューサー / 構成作家 など
ヒューマンアカデミー 動画クリエイターカレッジ
ヒューマンアカデミーは声優や俳優などのエンタメ業界で活躍する人材を長年育成してきた養成機関です。
ヒューマンアカデミーの動画クリエイターカレッジでは、動画編集の基礎から順に、動画広告を作成するところまでをオンラインで学ぶことができます。
半年〜1年と短い期間でも技術の習得が可能なYouTuber養成スクールです。
ヒューマンアカデミーの動画クリエイターカレッジの一番のメリットは、学生や社会人でも習い事感覚で気軽に始められることです。
YouTubeや動画編集の仕事に興味があっても、2年間全日制で通うとなれば、時間の面でも学費の面でもハードルが高くなります。
ヒューマンアカデミーではオンライン講座も選択できるので、住む場所や生活スタイルに関係なく好きなタイミングで学ぶことができます。
オンライン受講は講師がいないことが不安だという方でも、ヒューマンアカデミーではいつでも質問できる環境が整っているので安心です。
また、オンライン講座は圧倒的に学費が安いのも魅力です。
講座は何度でも見返すことができるため苦手なポイントを繰り返し学ぶことができます。
家にオンライン受講の環境がない方は、校舎に来校して講座を受講することも可能です。
バンタンクリエイターアカデミー
バンタンはゲームやアニメ、e‐sportsなどを学べる企業系の専門学校です。
2021年にYouTuberの専門学校を東京に開校し、翌年には大阪にも開校しています。
入学時の年齢が満15歳以上であれば誰でもエントリー可能で、高校資格を同時取得できる高等部と、高卒以上の方が通う専門部に分かれます。
代々木アニメーション学院と同様に全日制の学校になっていますが、入学から半年〜1年後には提携企業に長期インターンシップに参加するようなカリキュラムとなっています。
YouTubeについて基礎から順に学校で学ぶというよりは、現場で体験しながら自分で学んでいくスタイルといえるかもしれません。
クラスも学年別ではなく、能力に応じたレベル別クラスになっているため、スピード感のある学校といえるでしょう。
YouTuber / インフルエンサー / プロデューサー / マネージャー /ディレクター など
YouTuberを目指せる3つの学校を比較
YouTuberを育成する3つの学校にはどんな違いがあるのでしょうか?
学費や通学スタイルなど条件的な違いを見ていきましょう。
代アニ | ヒューマン | バンタン | |
---|---|---|---|
学費 | 1,586,000円 |
受講形態や期間による |
1,490,000円〜 |
通学期間 | 2年間/3年間 | 6ヶ月〜 | 2年間/3年間/4年間 |
通学形態 | 全日制 | 通信制 | 全日制 |
年齢制限 | 義務教育修了 | 年齢制限なし | 満15歳〜 |
校舎 | 東京/池袋/大阪/名古屋 | ー | 東京/大阪 |
※学費は初年度納入金額(入学金含む)
※2024年9月30日時点の情報です
【番外編】子ども向けスクール「FULMA」
子どもがYouTuberになるにはどうしたらいいんだろう?
そんな疑問を抱えている親御さんも多いことでしょう。
小学生のうちから動画編集を学ぶことはできます。
FULMAは子ども向けに動画制作を教える日本初のスクールです。
FULMAでは、YouTuberと同じように企画・撮影・編集の流れで動画制作のスキルを身に付けます。
オンラインでの個別指導である上に、必要な機材は全てFULMAが用意してくれることもあって始めやすいスクールといえます。
FULMAのメリットは、単にYouTubeに必要な技術を教えるだけではなくネットリテラシーを学べることです。
ネットの危険から身を守る知識を子どものうちから当たり前に身に付けておくことで、より安全にネットを使いこなすことができます。
動画編集を学ぶと同時に、ネットリテラシーも学べることが親御さんにも支持されているポイントといえるでしょう。
【番外編】声優養成所「インターナショナルメディア学院」YouTuber声優プロコース
インターナショナルメディア学院は、日本全国で声優を育成している声優養成所です。
インターナショナルメディア学院では、声優だけではなくYouTubeの勉強をすることもできます。
YouTubeを活用して声優の仕事の幅を広げていったり、VTuberに興味がある方が学べる学校になっています。
ただし、声優としてのレッスンが基本となるため、YouTuberをメインに考えている方には、物足りないと感じる講座になるかもしれません。
声優を目指しながらYouTuberやVTuberとしても活躍したいという方には、最もおすすめのスクールと言えます。
なお、インターナショナルメディア学院のYouTube声優プロコースが開講されている校舎は、東京校・名古屋校・大阪校・札幌校・仙台校・岡山校・福岡校の7校になります。
YouTuberの学校ではどんな事を学べるの?授業内容とは?
YouTuberの学校ではどんなことが学べるのでしょうか?
専門学校によって違いがありますが、大まかには以下のような内容について学ぶことができます。
- YouTubeの手順
- 機材や動画編集ソフトの使い方
- 表現方法
- マーケティング
- 体験学習・インターンシップ
機材やソフトの使い方など、YouTubeチャンネルを運営する上で知っておきたい基本的な内容は、どの学校であっても学ぶことができるでしょう。
各学校の違いや特色が出るのは、何に重きを置いているかという点です。
例えば代々木アニメーション学院は、多くの声優やタレントを輩出してきた学校であるため、タレント性を育てるという点において秀でているといえるでしょう。
一方、ヒューマンアカデミーはオンラインということもあり、気軽に格安で動画編集の技術習得に励むことができます。
バンタンクリエイターアカデミーでは授業よりもインターンシップに重きを置いており、クラス分けも学年ではなく能力レベルに合わせていることが特徴です。
学校選択の決め手となるポイントは人によって違います。
より安心して通えるYouTuberの専門学校を見つけるために、学校見学やパンフレットを通してより詳細に比較検討してみるとよいでしょう。
YouTuberになるために学校に通う必要はある?
普段からSNSなどを利用している方にとっては、YouTube動画をアップロードすること自体それほど難しい工程ではないでしょう。
しかし、YouTuberを仕事にしようと考えている方や、質の高いコンテンツをアップしたいという方にとっては、学ぶべきことがたくさんある奥の深い世界でもあります。
例えば、機材や動画編集ソフトの使い方などの技術的なことから、どうすれば再生回数が伸びるのかといったマーケティングについても学ぶことができます。
YouTuberとして活動していく上での疑問や悩みは、ネットで検索したり、既にYouTuberとして活躍している方から学ぶ方法もあります。
しかし、情報に偏りがあったり、基礎から順番に学ぶことは難しいかもしれません。
独学で学ぶのも一つの方法ですが、より洗練された情報や知識を得たい方は、専門学校に通うのが近道といえるでしょう。
YouTuberの専門学校に通う価値があるかどうかは、学校説明会へ行くとよくわかると思います。
YouTubeについてまだまだ知らないことが多いと思った方は、YouTuberの専門学校を利用するというのも一つの方法です。